炎天下の日々、水と塩

金曜日の朝、静かな眠りから目覚める。

ぼんやりと天井を見つめながら、今週はなんだか全体的にいまいちだったなと思い巡らす。

この熱い季節、心も体も何かしらの葛藤を強いられるような気がしてならない。

 

今週は特に体調が悪かった。夏の暑さの猛威に抗いながら、仕事に追われる日々。

週の前半は、いつにも増して体調が悪く、脱水のような症状が襲ってきた。

猛烈な日差しと湿度の高さが、身体に深刻なダメージを与えているように感じられた。

そんな状態では、集中力も落ち、仕事にも手がつかない。

 

以降の日々は、水分補給に気を使うようになった。

ボトルに水やお茶を詰め込み、常に手元に置いて、積極的に飲むことを心掛けている。

だが、水分を摂る分だけ、トイレへの訪問回数も増えてしまう。

外出先でのトイレ探しは、なかなかひと苦労だ。

 

そして、汗をたくさんかくせいか、塩分も欲しくなる。

塩分を補給するために、マクドナルドのフライドポテトが無性に食べたくなる。

250円のセール中ということもあって、ついつい足が向いてしまう。

その揚げたての香ばしさと、ほんのりとした塩味が、なんとも言えない満足感をもたらしてくれる。

 

そして、コンビニに行けば、目に入るのはポテトチップスの棚。

あのサクサクとした食感が、食欲を刺激する。

塩分を摂るためとはいえ、こうして油を多く含む食べ物に手を伸ばす自分に、少しばかりの罪悪感もある。

健康を考えれば、本来は避けるべきなのかもしれない。

 

仕事も細々としたトラブルが続く。

日々の忙しさと、心の中で揺れ動く何かが、なかなか休ませてはくれない。

 

この暑さが続く中、世の中はどれだけの人々が同じように苦しんでいるのだろうか。

ガソリン代や物価の値上がりに悩む人々の姿を想像すると、胸が痛む。

昨日、ガソリンを給油しに行った。

けれども、思ったよりも高い数字が表示され、ため息がこぼれた。

この値段の高騰は、出かけるたびに支払いとの闘いを強いられる。

そして、交通事故の数も増えているように思える。

道路上での事故を見かけるたびに、人々の気を病ませる世相を感じる。

 

週末が待ち遠しい。この疲れた心と体を、ゆっくりと休ませたいと思う。

街は今も熱気に包まれ、人々は慌ただしく動き続けている。